これまで買った有線イヤホン9本の感想(中華多め)
最近有線イヤホン購入欲が落ち着いてきたので、これまで買ったイヤホンに対する感想を書いていくやつをやります。
連休終わりで元気がないので超ざっくり、箇条書き形式で書きます。
前提
エンジョイ勢なので先に予防線貼る。
①リケーブルによる音の変化がわからないのと、もはやどのイヤホンに何のケーブルを付けてるかわからなくなってきたので笑 ケーブルに関する話はしません。
ただ、基本的にリケーブル用で売られているケーブルのほうが太くて取り回しやすい気がするのでリケーブルはしてる。
だいたい中華系で数千円くらいで8~16芯くらいの銅とか銀メッキとかのやつをはめています。
②どのイヤホンに何をつけてるかもはやわからないのでイヤピに関する話もしません。
SednaEarfit Lightとかスパイラルドットとかつけている…気がする。
(SednaEarfitで使っていたシリーズが軒並み廃盤になってることに今気づいた)
③どちらかというと高音弱め低音強め、輪郭くっきりしたイヤホンが好みなのでそういう傾向が出てくると思います。
イヤホン別の感想
※気持ち安い→高いの順で並べてますが厳密ではないです
KZ ZSTX
CCA C10
- 中華イヤホンデビューにあたる。今ではCCA C10proのほうが主流かもしれないが当時は無印しかなかったよ~
- ケーブル余りの都合上、今は4.4mm端子のケーブルで使ってます
- 全体的に中華っぽい硬めの音だけど、大体どの曲でもそこそこ楽しく聞けるのが良い。そんなにドンシャリだ~~~!って感じもしないのでまんべんなく鳴る感じがいいのかも
- 明確な特徴もあんまりない気がするので、良くも悪くも地味!
- 一方、高いイヤホンに対して明確に下位互換であると感じるわけでもなく、これはこれで買ってよかったと思える感じ
- 高いイヤホンよりも気軽に使える価格帯なので外でガシガシ使えるのが非常に嬉しい。コスパで言えばかなり良かったと思う
NICEHCK DB3
- 大体の中華イヤホン買ったあとにノリで買ったら意外と良かった
- 位置づけとしてはCCA C10とほぼ同じだけれど、C10よりは曲の向き不向きがある。4つ打ちとか打ち込み系に強みがあるイメージ
- C10は4.4mmのケーブルにしていたためこちらを3.5mm役として使いまくっていたところ、外出先で落としてしまい紛失… 買い直したいが円安が地味に悲しい。。
- 5000円前後であればC10、DB3いずれもおすすめできるなと思います
Final e3000c
- 諸事情でマイク付きを買う必要があったためe3000ではなくe3000c。これはイヤピ純正のまま利用
- 自分が中華の音傾向が好きだと気づいたイヤホン。。
- 全体的に柔らかくて穏やかな音が鳴る印象がある。イコライザで音域をブーストしてもなんとなーく物足りない感じ
- どの音域が強いと言った個性はなく、音の柔らかさも相まって聞き流しやすい気がする
- shureがけも試したけども耳にジャストフィットしている感覚が得られなかった。音がフワっとして聞こえるのもそのせいなのか?
Shure se215
- amazonでめっちゃセールされてるイメージ。セールで買いました
- 中華系とe3000cの間みたいな音に感じられる
- 音の輪郭が全体的にくっきりしているのと、気持ち低音が強いところが好き
- 向いている曲も不向きな曲もないという印象
- 強いて言えば手持ちのイヤピ(Sedna)が緩く、耳からの着脱時に取れてしまうことが悩ましい。それがあって微妙に避けてしまう
- 無理だとわかっているけれどmmcx端子のリケーブル嫌いなので2pinになってほしすぎる。イヤピといい微妙な取り回しのしづらさがある
- 1万円前後で何にでも使えるイヤホンほしい人ならこれでいいんじゃね?と思う
Tri i3
- 初の1万超えイヤホン。今はProが出てると思うけどこちらも当時は無印しかなかった(amazonにもう無印無い?)。なんとなく4.4mm端子で利用。
- 高音が強いわけではないけど中高音のきらびやかさが嫌味なく表現されており、個人的にも結構好き
- 他者のレビューでもよく書かれている通り、無音がしっかり無音になるため前述のきらびやかさがさらに際立つのが良い。めっちゃ綺麗な星空みたいな感じ
- DAPであるDX160との組み合わせが非常に好みだった (今はDX160のバッテリー等の劣化がひどいのでこの組み合わせでは使えてない)
- 中高音が強い曲を聞くなら手持ちだとこれ一択だと思う。あと少し繊細寄りな女性ボーカルに大変適している。坂本真綾曲を最も上手く鳴らすイヤホン
QoA Adonis
- 値段が高いのもあって音域も解像度も全く問題ないけど、このイヤホンでないとだめ!という曲もない、金に糸目をつけない人用の何でも無難に鳴らせるイヤホンという感じ(値段に応じた品質ではある)
- 中価格無難イヤホンse215と比較すると、こちらのほうがより繊細な曲に対しても対応できる幅の広さがある
- シェルの形が合わないのか、1~2時間つけていると耳が痛くなってしまうのが非常に悲しい… 耳にはしっかりはまるがちょっと圧迫感がありすぎる
- 耳の痛さがなければ常用になっていたかもしれない。(高いので外にガンガン持ち出せないけれど)とりあえずこれでだいたいなんでも対応できるという安定感はある
- あと見た目はまじでめちゃめちゃ良いし、ウッドシェルなので軽いのも好き
etymotic research ER4SR
- 本当に高かったのでボーナスで清水の舞台から飛び降りることにしたイヤホン。ちなみにケーブルとイヤピ両方とも変えてないです
- 音の解像度はダントツでいい。かつ鳴らせない・明確に苦手という曲もないので守備力はめちゃめちゃ高い。Adonisよりも高い
- 曲と全身全霊で向き合うときには手持ちの中でも一番向いていると思われるイヤホン
- 一方、普段のイヤホン利用が作業用BGM/お散歩BGMに近いため、結果的にこのイヤホンを持ち出すことがめったになくなってしまった… 適度に流し聞きしつつメリハリの聞いた音楽を楽しむ、という用途にはそこまで合わない
- あのスパイラルなイヤピを耳の奥に突っ込むのには割りと恐怖を感じる(長時間使うと痛い)。ただ付属のウレタンイヤピなどよりも渦巻きイヤピのほうがこのイヤホンに求めているタイプの音が鳴るのでイヤピを変えられない
- 手持ちの高めイヤホンの場合、適度に流し聞きして楽しむ用途だとAdonis、”””すべて”””の音を真剣に聞き込みたい用途だとER4SRという使い分け
Toneking Lucifer
- 今のところ最後に買った有線イヤホン。今まで買った中だとこれが一番マイナーなのか、レビューが少ない
- 低音にめちゃめちゃ強みのある超個性派という感じのイヤホン。手持ちで最も個性があると言っても過言ではないレベル。しかし意外と曲のジャンルなどは選ばず、何でも楽しく聞ける
- イコライザなどで単に低音を強めたような鳴り方ではなく、低音を中心に曲の安定感をめちゃめちゃに増してくれるというイメージ。謎の比喩ではあるけど、リクライニングチェアに座って背中をしっかり支えられているような感覚で音楽が聞ける
- 他のイヤホンで聞き慣れた曲をLuciferで聞くと間違いなくガラッと聞こえ方が変わるので、味変調味料みたいな位置づけ
- このイヤホンも数時間つけていると耳が痛くなるのが欠点… ただフィット感はかなり良くて気に入ってる
まとめ
- 個性があって好き:Tri i3、Toneking Lucifer
- 高くない割にどの曲もそこそこ行けるので使いやすい:CCA C10、NICEHCK DB3
- 値段や使い勝手を無視すれば質もよく無難:Shure se215、QoA Adonis
- 使いこなせていない:etymotic research ER4SR
- 良くも悪くも無いので結果的に他イヤホン使いがち:KZ zstx、final e3000c
次買うとしたら明確な個性がある数万円くらいのやつがほしいな~~と思うもののなかなか次が見つからない。水月雨とか有名だしどれかいいのあるんじゃないかとちょっと気になってる。
おすすめあったら教えてくださいませ~。